◆池田満寿夫
| １９３４年旧満洲国奉天（現・瀋陽）に生まれる。終戦後、母と郷里の長野市に引き揚げる。高校卒業後、画家を志し上京するが、東京芸術大学の受験に３度失敗し独学で画家への道を進む。１９５６年に瑛九の勧めで色彩銅版画を始め、１９５７年第１回東京国際版画ビエンナーレ展に入選。１９６０年、１９６２年、１９６４年の東京国際版画ビエンナーレ展で文部大臣賞、東京都知事賞、国立近代美術館賞を連続受賞。１９６５年渡米し、ニューヨーク近代美術館で日本人として最初の個展開催。１９６６年に第３３回ヴェネチア・ビエンナーレ展版画部門で国際大賞を受賞し、国際的にも第一線の版画家となる。その後、東京とニューヨークを拠点に精力的に版画制作を続けるかたわら、１９７７年に「エーゲ海に捧ぐ」で芥川賞を受賞、１９７９年に同作品の映画を制作、１９８３年頃からは作陶にも携わるなど、小説家、映画監督、彫刻家、陶芸家としても活躍しました。 |
池田満寿夫は従来の芸術の枠にとどまらず、新しい表現方法を求めて画風や作風も次々と変わっていきましたが、どの時代の作品にも池田満寿夫特有の芸術性がいかんなく発揮されています。
１９９７年熱海市で没す。 |
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池田満寿夫の版画
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池田満寿夫の本
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